第23回横浜マラソン 女子10Kmの部


2003.11.09


生まれて初めて、公式マラソン大会に参加しました。
子供の頃から、短・中・長距離を走る事が大好きでしたが、
あまり積極的な性格ではないので、学校の大会しか出たことがありませんでした。

社会人になって、ランニングをする習慣ができたきっかけは、
今通っているテニススクールのコーチや、生徒仲間と知り合ったことです。
スクールに入り、「レッスン後、11Km程走るけどどう?」と誘われ、
後先考えずに、「走りたいです」と答えていました。
第1回目は、走りはじめすぐばててしまい、走りきれるのか?
みんなの足をひっぱっていないか心配でしたが、
優しい仲間と、面倒見のいいコーチのおかげで、11Km走りきることができました。
その後、仕事のスケジュールがゆるす限り、一緒に走らせてもらっています。

明日はマラソン大会参加、各自体調を整えるように!
テニスの後11Kmみんなで走り、ファミリーレストランでの休憩の後のコーチのお言葉。
少し、食事をしていこう、少しだけならアルコールも・・・
結局、ビールと日本酒をがぶがぶ飲んでしまいました。


当日は曇り空で、暑すぎず、寒すぎず、快適な気候でした。
本当はハーフの部門に出場したかったのですが、関門規制の為に今回は断念しました。

関内の駅をおりると、大会参加者らしき人が大勢歩いていて、少し緊張しました。
みんな、とても早そうに見え、大学受験の時を思い出しました。
駅でテニススクールのメンバーと落ち合い、受け付けテントへ、
手続き後、ゼッケンをTシャツに安全ピンでつけ、
痛めた膝にテーピングをし、靴紐にRCチップをつけ、準備体操をしました。
すべて初めての体験なので、スクール生徒のIさんのアドバイスが
とてもありがたかったです。


他のメンバーはハーフ部門出場、独りで10Kmを走るのは初めてで、
レースがはじまって、いつもペースメーカーになってくれているコーチや、
はげましあっている仲間がいないんだと思うと急に心細くなりました。
参加人数が多く、予想タイムの早い人から自己申告制で先頭から並ぶのですが、
自分の立っていたスタート位置が思ったより前方で、周りのペースにあおられて、
スタート直後は1Km5分ペースで走ってしまいました。
いつも1Km7分ペースで走っているので、このままではばててしまうと思いながらも、
なかなか思い切ってペースをおとすことができません。
不幸か幸いか、スタート後1Km地点の少し前で、直前にしめ直した、
左の靴紐が緩んでほどけてしまい、結びなおしたことで、
なんとなく自分のペースを取り戻すことができました。

いつも、ランニング後4-5Km地点で給水をしているのですが、
予め配布したコース地図では、今回は6Km地点までありません。
もう少しと自分にいい聞かせながら、6Km地点にたどり着いたのですが、
そこには給水ポイントが見当たりません。しょうがない!
こんなことなら前日あんなに飲むんじゃなかった。自業自得の脱水だと、
走り続けていたら、約8Km地点で給水所を発見。
しかし、水の入った紙コップを取ろうとしながらも、慣れていないので、
後ろから来たランナーに次々取られてしまい、なかなか水が飲めません。
ボランティアの方に、水くださーいと叫んでようやく給水完了、ランを再開できました
ゴール前2Km位から、再度ペースアップすることができ、
制限時間以内に完走することができました。

山下公園前の
スタートライン

車両通行止めに
なっていました。
今回のタイム、0:59:18
 ネットタイム、0:58:18。

完走者の記録は11月15日の神奈川新聞に掲載されました。